
学園のかけっこ大会で巻き起こる、ドタバタ&ノリツッコミ満載のギャグ紙芝居。笑いと意外なオチで締める全8場面。

校庭の大爆笑サバイバル

青空ひろがる春の朝、学校の校庭はワイワイにぎやか。今日はクラス対抗かけっこ大会だ。目立ちたがりのタケルは派手なはちまきにピカピカのスニーカー、胸を張って「優勝するぜ!」と大声。クラスメイトのミカがツッコミ顔で「またかよ、また主役かよ」とつぶやく。みんなはクスクス、ワクワク気分が伝わってくる。

ピストルの合図でスタート! タケルはドドーンと飛び出すけど、やたら大げさなフォームで周りが吹き出す。ミカが「走り方コントかよ!」とツッコミ、ユウジはバランスを崩してふらふら。校庭の砂がパサパサ舞い、観客席からは笑い声と応援の掛け声。スピードより見せ場を狙うタケルの勢いが止まらない。

半分を過ぎたところで事件発生! タケルのはちまきがほどけて顔に落ちてしまい、前が見えない! ゴシゴシ手で払うけど逆にぐるぐる巻きに。ミカが「目つぶって走ってるの?」と大爆笑。タケルは必死に手探りで進むが、コーンにゴツン、転んでドテーン。周りは大きな笑いに包まれる。

一度は転んだタケルだが、見事に素早く起き上がってまた走り出す。しかもなぜか今度はスキップ混じりで軽やか。ユウジが「走るんじゃなくて踊ってるし!」とツッコミ。観客席からは歓声と笑いが混ざる。タケルの顔は真剣なのに動きはコント、そのギャップにみんなが夢中になる。

最終コーナー、ライバルのナオトが猛スパート。タケルはぎりぎりで並ぶが、ここで奇跡のハプニング。スタンドにいたチアの子が投げた応援リボンが風に乗ってタケルの顔にピタッ! そのままリボンが引っぱられ、タケルはクルリと回転してまるでフィニッシュポーズ。会場が一瞬シーンとなり、次の瞬間どっと笑いが湧く。

ゴール直前、ナオトとタケルがほぼ同時に倒れこむようにゴール。どっちが勝ったか審判の先生もわからない大混戦。みんなが「勝負はどっちだ!」とわいわい。先生がゴニョゴニョタイムを稼ぐ間に、タケルは必死でゴールポーズをキープ。ミカが「なんでそこでポーズ!」とツッコむけど、場は笑顔でいっぱいだ。

審判の先生が笛を鳴らすと、結果はなんと引き分け。場内がザワザワする中、タケルは満面の笑みで「これが真の友情の勝利だ!」と大ボケ。するとナオトが真顔で「賞品のスポーツドリンク、半分こな」と冷静ツッコミ。笑いがドーンと広がり、みんなで仲良く飲む。最後はぽかぽかの夕日と共にほっこり締め。オチはやっぱりドリンク半分こ。
この物語に届いた気持ち