
消防車のポンプンが、しおれたお花のために大奮闘!水の大切さと、みんなで助け合う喜びを描く心温まるお話。

ポンプンと にじいろの みずたまり

かんかんてりの おひさま。とっても あつい ひ。まちの かだんの おはなたちが、「あついよう、のどが かわいたよう」と ぐったり しおれています。

そこへ やってきたのは、ちいさな しょうぼうしゃの ポンプン。「たいへんだ! おはなさんたちが くるしそう。だいじょうぶ! ぼくが いるよ!」

ポンプンは ホースを ぐーんと のばして、おみずを だそうとしました。でも、「あれれ? からっぽだ…」。タンクの おみずが ありませんでした。

「どうしよう…このままじゃ おはなさんたちが かわいそうだ」。ポンプンは しゅん…と ちいさくなってしまいました。しょんぼり かなしい きもちです。

そのとき、おそらから やさしいこえが しました。「ポンプンくん、げんきをだして」。ふわふわの くもさんと、こうえんの こどもたちが みていました。

こどもたちが「がんばれー!」と おうえんすると、くもさんは「よしきた!」と、ちからを あつめて、ぽつぽつ…ざー!あめを ふらせてくれました。

あめを たっぷり のんだ おはなたちは、しゃん!と げんきになりました。「ありがとう!」と わらっているようです。ポンプンも にっこり、うれしそう。

あめが やむと、おそらに おおきな にじが かかりました。きらきらの にじいろです。ポンプンは、みんなで ちからをあわせるって すてきだな、と おもいました。
この物語に届いた気持ち