
男の子が汚れてしまった大好きなくまのぬいぐるみを、優しく洗ってあげるお話。ものを大切にする気持ちが育まれる物語です。

くーちゃん、きれいになあれ

ゆうくんは、くまの くーちゃんが だいすき。いつも いっしょに あそぶんだ。ごろごろ、ごろごろ。でも、あれれ? くーちゃん、なんだか どろんこに なっちゃった。「くーちゃん、お顔が くろくなっちゃったね」

「よし、くーちゃんを きれいに してあげよう!」ゆうくんは お母さんと いっしょに、お水を じゃー。あわあわ せっけんを つけて、そーっと、そーっと。「ごしごし。いたくないかな? きもちいいね、くーちゃん」

きれいに なった くーちゃんは、おそとで ひなたぼっこ。おひさまの したで、ゆーらり ゆらり。いい きもち。ゆうくんは、お庭から くーちゃんを みあげて、まだかな、まだかなって まっている。「はやく かわくと いいのになあ」

ゆうがたに なって、くーちゃんは ふわっふわ! おひさまの いい においが するよ。「わーい! くーちゃん、おかえり!」ゆうくんは くーちゃんを ぎゅーっ! これからも、ずっと なかよしだよ。
この物語に届いた気持ち
気持ちが少しずつ届いているよ